6月からどんどんと温かくなってきて、
庭付きの家が多いアメリカでは、
庭の手入れという厄介な業務が日常に追加されます。
僕のニューヨークの家もそうでしたが、
ほぼ毎日庭の手入れをしていました。
日本に帰国してからは、
「草むしり」という表現をよく聞いていました。
草むしりのことを英語では、
「to pull up weeds」と言います。
Weed = 草
Pull = 引く
要は、草を引っこ抜くということですね。

その時に応じて、
色んな言い方があります。
●I’m pulling up the weeds from my yard
(庭の草むしりをしている)
●Can you pull the weeds?
(草むしりしてくれる?)
●Did you weed the garden?
(庭の草むしりをしてくれた?)
最後の例文に関しては、
Weedを動詞として使うことで、
意味が相手に通じます。
ですが、
これだけ色んな例文を挙げておいてなんですが、
この表現あまりアメリカでは使いません。
なぜかというと、
そもそも草むしりをしないからです(笑)
草を伸ばし放題にしている訳ではありませんよ。
映画で見たことあると思いますが、
アメリカの庭は基本的に大きいです。
しかも、家の前の庭と
家の後ろの庭がありますので、
それを手で草むしりなんかしていたら、
1日かかってしまいます。
そこで、必殺、
芝刈り機です。
芝刈り機 = Lawn mower
Lawn = 庭
Mow = 刈り取る
もちろんアメリカンサイズなやつを使って、
一気に庭を刈り上げていくわけです。
そして、トドメは水やり。
それには、このwater sprinklerを使います。
Water = 水
Sprinkle = 散らす、散りばめる

とにかくwater sprinklerは毎日フル活用し、
lawn mowerは毎週末出動です。
アメリカの子供たちは、
まだバイトが出来ない年齢の時は、
自分達でアイデアを絞って稼ぎます。
割と当たり前の事ですね。
日本ではあまり見ない光景です。
なので、
草が伸び放題の季節には、
lawn mowerと一緒に近所を歩きまわり、
一軒$10-$20で芝を刈ってあげるわけです。
普通にやっていれば、
簡単に$100は行きます。

そこまで体力の無い小さい子供なんかは、
家の前の歩道で、レモネードを売っていたりもしますね。
喉が渇いていなくても、
ついつい可愛いので買ってあげちゃいます。


秋には、
庭に落ちた葉っぱの掃除。

冬には、
雪かきを持って他人の家の車庫への道と
家の前の歩道を雪かきしてあげたりもします。

要は、1年中、何かしら稼ぎ口があるわけです(笑)
小さい頃からこんな事しているので、
そりゃーお金持ちも自然と増えますよね。
草むしりの話に戻りますが、
草むしり業者に個別に頼んでる人も多いです。
大きいトラックの荷台に4,5人が乗っていて、
ささっと1軒1軒こなしていきます。
また違う記事でも話しますが、
アメリカでは、
「何かの業種は何人がやっている」
というイメージは多々あります。
何ヶ月か前に面白い記事がありましたが、
岐阜にあるアマゾンの物流センターは、
草むしりをヤギに任せているそうです(笑)

エコを意識しての導入ですが、
確か30匹ほどを敷地に放し飼いをしているそうで、
11月ぐらいまでは草むしりを担当するそうです。

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