スタバでの勉強は何時間までなら大丈夫?

ふーっと一息つきたい時に、
アイスコーヒーやフラペチーノ狙いでスタバに寄るけど、
「勉強客」で店内が満席になっている光景をよく目にする。

1杯のコーヒーで一体何時間までお店に居座っていいのか?

今回は、実際にお店側の考えを知るため、
本家があるアメリカのサイトを色々と調べてみました。

スタバの社長の考え

スタバの社長、ハワード・シュルツ(Howard Schultz)が
なぜそもそもスターバックスをやろうと思ったのか?

それは、イタリアのミラノに買いつけの旅行に行った時、
街中どこをみても、コーヒーショップがあることに衝撃を受けたのです。

イタリアのコーヒーショップはただただ
コーヒーを提供するだけのお店ではなかったんですね。

Third Place、いわゆる、人々の交流の場になってるんです。

友達同士、恋人同士、知らない人同士、常連同士、
どんな人にとっても交流できる場なんです。

僕もイタリアに行った時は、
確かにみんなコーヒーショップでわいわいやっていましたね。

スペインに行った時は、コーヒーショップではなく
バルがその役目を果たしていました。

Third Place、つまり、3番目の場所。

First Placeは、自宅。
Second Placeは、職場。

Third Placeは、普段いる自宅や職場とは異なる、
リラックスできて、交流ができるような場所。

スタバの社長は、
スタバをミラノのコーヒーショップのように、
みんなのThird Placeになってほしいという強い思いがあるんです。

彼の企業理念でもあります。

スタバの正式な回答

アメリカでは数年前から、
個人のカフェやコーヒーショップのオーナーたちが、
長居する勉強客に対して反撃を開始しました。

壁のコンセントを塞いだり、
長居を禁止する張り紙を貼ったり、
声をかけて注意するようになっています。

全ては回転率をよくして、利益を出すためです。

一方のスタバはどうでしょう?

以下がスタバの正式に発表した回答です:

 

“We strive to create a welcoming environment for all of our customers. We do not have any time limits for being in our stores, and continue to focus on making the Third Place experience for every Starbucks customer.”

引用元: http://www.cnet.com/news/starbucks-stay-as-long-as-you-want/

翻訳:
「我々は全てのお客様に満足できるような環境を作るために努力しています。
お店に滞在できる時間制限は設けていません。
全てのスターバックスのお客様がThird Placeの体験ができるように、
引き続き環境作りに集中しています。」

ざっくり言ってしまうと、
スタバの正式な回答は、「いくらでも居座っちゃっていいよ」
ということになります。

マナーや常識で考えてみる

時間制限は無いとは言ったものの、
人の目や店員の目が気になるのは正直なところ。

僕も以前はバーの店長をやっていましたので、
このスタバの勉強客問題は非常によく分かります。

その観点から言わせて頂きますが、
お酒1杯で3,4時間も居座られてしまうのは正直辛いです。

ゆっくりしていってほしいとは思います。

だけど1杯700円~1000円のお酒で
バーテンダーは3~4時間も拘束されてしまうのです。
(話相手になる必要があるので)

その時間で、他の作業ができますし、
お店が満席だったら、他のお客様に譲ってほしいのが
正直な意見です。

同じ飲食業なので、少なからず
スタバの店員で同じように考える方はたくさんいると思います。

1杯のコーヒーで、お店に滞在する時間は、
『マナー的に考えて』1時間程度が妥当でしょう。

歩き疲れてちょっと休憩で入る人も、
おしゃべりしたいから入る近所の奥様達も、
食後のコーヒーがほしいっていう人も、
大体滞在時間は30分~1時間程度です。

もし、1時間以上勉強したいのであれば、
1時間毎に追加注文するのがマナーでしょう。

コーヒーなら、レシートさえとっておけば、
2杯目は100円で買えます。

その100円さえ嫌がる人が多いのには疑問しかありません。

テキストを広げて、何か作業をやり始めたら、
店員はすぐに気づきます。

店員によっては、「あ、勉強客だ」
とすぐに嫌な目で見る人もいるでしょう。

ですが、あなたが1時間毎に何かしら注文すれば、
そんな風に見られることもありません。

むしろ、上客です。

お店が勉強客を嫌がる理由は回転率を上げたいからです。

あなたがいることによって、生まれる損失が嫌なのです。

それなら、あなたが注文してしまえばいいのです。
そうすれば、回転率とか関係なく、お店もあなたも満足できる
Win-Winな関係になれます。

それでも、もしお店が混雑していて、満席状態ならば、
4時間を限度に、『マナー的には』席を譲った方がいいでしょう。

違うシチュエーションで考えてみれば分かりやすいです。

あなたはゲーセンに行きました。
ものすごくやりたいゲームがあったけど、先客がいました。

その先客は、どんなにゲームオーバーになっても、
何回も100円を投入して、ゲームを続けます。

そのせいで、あなたはおろか、
他のお客さんたちもそのゲームをプレイすることができません。

気づいたらゲーム機の前には行列ができてしまいました。

どうでしょうか?

これをスタバの状況に当てはめればいいだけです。

確かに利益だけでみると、何ら変わりは無いでしょう。
一人の人間が10回プレイするのと、
10人が1回ずつプレイするのと。

ですが、一人が独占することによって、
不満を抱くお客さんたちが増えてしまいます。

その不満はどこにぶつけられるかというと、
お店です。

「この状況をどうにもしてくれないお店」
に全ての怒りと不満がぶつけられてしまいます。

日本には「お客様は神」というよく分からない考えがありますが、
全く違います。

サービス提供者とお客様は50-50の関係です。

お互いのことを考えることが良好な関係を構築するポイントです。

スタバで勉強する際の注意点

・1杯で1時間
・長居するなら1時間ごとに追加注文
・満席なら4時間を限度に席を譲る

上記のマナーを全て守った上で、
更に注意しなければいけない点があります。

ノートパソコンの作業ならば、特段注意することはありませんが、
テキストやノートに書き込むをするような人たちは、
以下に注意しましょう。

消しゴムのカス

テーブルの上に残っていたら、
次の利用する人が不快な思いをします。

かといって、全てのカスを床に捨てるのも、
お店にとって迷惑です。

しっかりナプキンでかきあつめて、ゴミ箱に捨てましょう。

ペンの書き跡

勉強に気合いが入っていれば入っているほど、
腕に力も入るものです。

ノートや下敷きを用意せずに、
テーブルの上で紙に色々と書きなぐってしまうと、
テーブルに書き跡がついてしまいます。

それこそ、中学や高校によくいる、
机に落書きをする人と何も変わりません。

必ず何か下敷きを用意しておきましょう。

 

スタバは、会社としては、「何でもウェルカム!」ですが、
現実的には、僕たちはみんな大きなコミュニティーの一員であり、
スタバに入店したら、スタバというコミュニティーの一員です。

そのコミュニティーの和を乱さないためにどうするべきか?
という視点で考えることが出来れば、自ずと取るべき行動は
見えてくるのではないかと感じています。

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ABOUTこの記事をかいた人

ジン

TOEIC975点 元外資系企業マネージャー
日本より海外生活の方が長い、アメリカNY育ち
Japonican(ジャポニカン) = Japan + American

カルチャーギャップに驚き、ホームシックにかかりながらも、日本の文化が面白かったので、新しい生活にトライ。