新幹線の座席は倒す?倒さない?

先日、新幹線での出来事。

いつも通り指定席の車両に乗り、
自分の座席を探して座った。

隣にはワイフも座り、
暑かったこともあり、二人ともちょっと疲れ気味。

席が直角のままだと姿勢が辛いので、
当然のように倒せるところまで座席を倒した。

「ふー、やっとリラックスできる。」

と思ったらワイフが微妙な表情でこちらを見てくる。

僕:え、何?
ワイフ:(小声で)失礼でしょ。
僕:何が??
ワイフ:何も言わずに席を倒したら後ろの人に失礼でしょ。

え、そんな事?
僕はてっきりこないだ密にアイスクリーム食べたことを
まだ根に持っているのかと思っていた。

僕:いや、こういう席はちゃんと計算して設計されている。
俺がどんなに席を倒したところで、
後ろの人が不快にならないところで止まるようになってる。

ワイフ:そんな事は分かってるよ。
でも、ひと声かけるのがマナーでしょ?

うーん、どうも納得が行かない。

僕の感覚からいくと、
必要のない所で他人に気を遣うのは、
別にマナーでも何でもありません。

くしゃみをする際にディナーテーブルから離れる。
分かります。

知らない女性でも、ドアを持ってあげる。
分かります。

相手を喜ばせるため、もしくは、
相手に不快な思いをさせないためにマナーは存在します。

座席を倒す前にひと声かけるのは、
僕からしてみるとマナーの範囲内に入らないんですね。

海外旅行で飛行機に乗ったことがあるのなら分かりますが、
座席を倒す時に外国人はわざわざ声をかけませんよね?

それと同じことです。

この場合、僕がマナーとしてやるのは、
相手が驚かないようにゆっくりと座席を倒すぐらいです。

 

声をかけることに僕は疑問を感じてしまいましたが、
それ以上に「これはいけないなー」と思ったことがあります。

必要の無い場面で気遣いをしなければいけない文化が根付いているため、
気の弱い人や自分の意思を上手く言えない人には、
とても住みづらい環境だと感じました。

今回の例で言うならば、
座席を倒したいのに、倒したいと言えない。
だから、我慢する。

そういった小さい我慢を蓄積することによって、
どんどん自分の意思表示ができなくなってしまいます。

もちろん、アメリカは意思表示万歳な国です。
意思を伝えることができない人にはきついかもしれません。

ですが、
必要の無い場面での意思表示は期待されません。

日本代表が負けたのに道頓堀に飛び込む人みたいに、
必要の無い場面でそういう事をしてしまうと、
周りから寒い目で見られてしまいますからね。

外資系企業でも同じです。

皆要点・用件だけを伝えるので、
とてもシンプルにスピーディーに仕事が進みます。

ですが、日本企業とやりとりする時、
必ずと言っていいほどいらない情報や、
遠回しな言い方をします。

彼らは相手のことを思って言っている事でも、
電話の向こうでは、ミュートボタンを押され、
「おいおい、また無駄話が始まったよ」と言われています。
(実話です)

日本の気遣い・おもてなしの文化は素晴らしいです。
僕も大好きです。

ですが、いらないところはいらないと割り切りましょう。

必要な時にだけ自分の思っている事を伝え、
不要な場面では何事も無いかのように過ごしましょう。

そうすることで、もっとシンプルに自由に生きれます。

 

P.S.
収入を増やしてファーストに乗れば、
こんなことは気にしなくてもいいようになりますよ(笑)
席間が広い、もしくは隔離されていますから。

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ABOUTこの記事をかいた人

ジン

TOEIC975点 元外資系企業マネージャー
日本より海外生活の方が長い、アメリカNY育ち
Japonican(ジャポニカン) = Japan + American

カルチャーギャップに驚き、ホームシックにかかりながらも、日本の文化が面白かったので、新しい生活にトライ。

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